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vol.8

ようやく、素敵な恋のお話できます。。。

バリ島に行きだしてまだ間が無い頃、ある一人の男性の方をご案内させていただきました。
余生をバリ島で暮らしても良いかな?と、視察に来られていたのです。

そのお客様が、余生をどなたかと過ごしたいので、伴侶を探してくださいと、
良い方あればご紹介くださいと、写真とお名刺を私に預けられました。
こんな素敵な島で一人過ごすのはもったいないと。

バリ島でならバリ人が良いかと、ご紹介したのですが、もちろん言葉も通じるわけもなく・・・
やはり同じ日本人で、喜びも悲しみも半分づつ分け合いたいと・・・
日本人で探してくださいと宿題をいただきました。

その後、その写真は私の手帳の中にずっと大切に預かりながら、
見るたびに誰か良い人がいたらいいなーと思いながら、温めていました。

・・・

半年が過ぎようとしていた頃、ふと母から知り合いの女性の話を聞いて、
ピンとその人だと思いました。その方に、母から依頼をしてもらったところ、
気持ち良く、会っても良いよと言ってくださり、8月に、お互いにお茶友達にいかがですか?と、
イタリアンのレストランで一緒にランチをしました。

お二人は初めてあった感じもしないほど意気投合されて、すぐに仲良く打ち解けていかれました。
そこから先は、どうぞお二人でお過ごしくださいと、私は退席したのですが、
その後数ヶ月が経った頃、男性の方からお電話をいただきました。

とっても仲良くさせてもらっている。とても幸せだと。良かったですね~とお話したら、
11月22日のいい夫婦の日に入籍しようと思うと・・・
それはそれは、スピード結婚で、ビックリしてしまいました。

その時、女性は、62歳で、男性は70歳。
素晴らしい夫妻の誕生でありました。
そして、そして、入籍後の翌年の2月に、バリ島へ結婚式とハネムーンに行かれました。

そこで終わらないのが、私。
ちょうど、同じ時期に他のツアーもあったので、その方々にも参列していただけるように組んで、
ホテルのプールサイドとレストランを貸切にして、人前式と披露宴を開催しました。
ホテル関係者も参加者全員がクルーとなり、別で宿泊のお客様まで、ご参列くださり、
手作りの、本当に温かい結婚式となりました。

Bali09_01

他のツアーの方々とは実は、大阪を拠点に活躍する、寺尾仁志さんのゴスペルチームでした。
バリ島へは、孤児院訪問と街のクリーン活動のボランティァ、
また歌での文化交流のツアーとして来られていたのですが、
この式でサプライズの歌を作ってくださり、全員が参列。
お二人にプレゼントしてくれました。
ですが、逆に、お二人に多くの勇気と元気もらったー!と喜んでいただき、
涙、なみだの感動の披露宴となりました。

そして、現在も、日本でですが、益々若返っていらして、毎日元気に仲良くお過ごしです。
バリ島って、恋のキューピットになる魔力がある島なのです。

Bali09_02

続く

vol.7

では、お腹いっぱいになったところで・・・

祈って、恋をしての続き・・・

バリ島は「神々の島」と呼ばれており、島民の90%はヒンドゥ-教徒。
人に喜んでもらえることが自分の喜び、温厚で、神様は形あるものではなく、
心の中にあると信じています。

人々の宗教感・人生感の中に、
「世の中は善と悪がバランスよく存在し、禍はこのバランスが崩れる」という考えと、
「輪廻転生」の考えがあります。これらの考えが、火葬式など数々の儀礼の元になっているようです。

毎年2月から3月の満月の夜に、ニュピ(バリ・ヒンドゥー教サカ暦の元旦)という行事があります。
前日には悪霊払いを行います。島民は村ごとに悪霊の人形を作り、
日本のおみこしのように担ぎ街中を練り歩きます。

 Bali08_01

また、浄化された元旦、当日は火や電気を使用せずに静かに過ごします。
前日の夜から翌日の日の出まで家からの外出は禁止され、観光客さえもその慣習に
ならうようにとされています。航空機の離発着もなく、空港は完全閉鎖になります。
世界地図からバリ島が消える日です。

こういった時間は、観光客からすると、時間の無駄のように思われますが、それは全く勘違いで、
このような時間こそ、なかなか日本で体験できませんので。是非バリ島で滞在してください。

過去に2回過ごしていますが、前夜の大賑わいから、ニュピの静けさは、
それはそれは貴重な時間となり、いろいろな事を考える良いチャンスになっています。

バリの各村には必ず3つの異なる寺院があります。
創造神ブラウマを祀るのが「プラ・デサ」と、維持神ヴィシュヌを祀るのが「プラ・プセ」、
また破壊神シヴァを祀るのが「プラ・ダムル」。そして、各家庭にも必ず各お寺があります。
ニ元論の全ての物事は、善と悪、聖と邪、生と死といった形で必ず相反し、
それらがバランスを取って共存してこそ世界が成り立つとされています。

バリヒンドゥーでは元々高い所に神がいるとされており、
バリ島最高峰のアグン山は神々の座であると言われています。
山側は聖なる方向(カジャ)とされ、反対に海側は不浄の方角(クロッド)とされています。
カジャとクロッドにより村や家、寺の配置が決められています。

全ての州や村、建物の入り口には左右対称に出来ている割れ門(チャンディ・ブンタル)があります。
悪霊や邪なる者がこの門をくぐろうとすると、左右の門が閉じ進入出来ないといわれています。

お祈り・寺院に参拝する前には必ず水を浴びて体を清めます。
公共の沐浴(マンディ)は、川や湖など色々な場所があります。

神に祈る際には、捧げ物として必ず供え物が用意されます。
毎朝、道端にも供えられているチャナンに、バナナや椰子の葉っぱを編んだかごの上に、
花と飯や菓子といった物を載せ、聖水・線香と一緒に供えます。

お祈りする際の服装は、神には綺麗な格好でと、
お寺に行く際やお祈りをする時には必ずサロン(腰布)とスレンダン(腰帯)を巻きます。
さらに女性は化粧をして、レースのクバヤを着ます。

また、バリにはバリアンなる呪術師が存在し、人に呪いをかける呪術(ブラックマジック)と
呪いをかけられた人を治す(ホワイトマジック)があります。
バリアンは村でも特別な存在で、バリ人たちは病気になるとバリアンの元へ行く者もいます。

このようなことから、バリ島は神々の島と言われているのです。
すべては、祈りから・・・・

 

続く

vol.6

意外に知られていないですが、バリ島はよく映画の舞台に使われています。

3年前になりますかね。ジュニア・ロバーツ主演の映画、
「食べて、祈って、恋をして」の舞台にもなりました。

独身女性が、イタリアで美味しい物を食べて、インドで瞑想して、そしてバリ島で恋をして・・・
で、完結するストーリーです。

実は、そんな海外あちこちいかなくても、バリ島だけで、充分、食べて、祈って、恋をして・・・は、
できると思いますが・・・お楽しみに〜。

そして、そして、その後の、アバターの映画では、森林にアバターが住んでいますが、
その森林は実は、バリ島にある、ウブドという村にある、皇室経営の、
ロイヤルピタマハというホテルから、見える絶景がモデルになっています。
地から湧き出る泉と共に、活気ある木々や花が。
大きなマンホールのような場所に、その森林はあり、渓谷があります。
神様が創られた場所と言っても過言でないような場所。マイナスイオンがいっぱい。
実際にアバターが住んでいてもおかしくありません。

 

食べて、祈って、恋をして・・・の順に、お話していきますと、

食べる!
バリ島は、本当に何でも、食べ物が美味しいのです。世界のお料理を食べることができます。
ヨーロッパからの事業進出も多いことから、イタリアン、フレンチは、もちろんのこと、インド料理、
メキシコ料理、スペイン料理などなど、多国籍に味わえます。有名なシェフ達が腕をふるっております。
世界の五つ★のホテルが、全部揃っているのは、世界の中でも、バリ島だけ。
ブルガリホテル、アマンリゾート、アヤナホテル、リッツカールトン、セントレジスなどなど。
それはそれは堂々と、各それぞれの個性を生かしながら君臨しています。

そして、もちろんインドネシア料理、日本でよく耳にするのは、
ナシゴレン(焼き飯)、ミーゴレン(焼きそば)ですね。
ですが、もっと種類が多く、ご飯の周りにいろいろなおかずを盛り付ける、ナシチャンプルや、
焼き鳥、バリ人のお祭りなどに島民が皆で食べる、バビグリン(豚の丸焼き)があります。

インドネシア料理の値段はビックリするほど、お店によって、マチマチなんですよ。
インドネシア人が経営の所だと、ナシゴレンがだいたい、100円くらいで食べれますが、
お洒落なロケーションのお店では、なんとその10倍の1000円近くはします。
日本と同じくらい、もっと高い場所もあります。
地元価格と、観光客価格があるのが面白いところですね。味もさまざまです。

そしてそして、何より豊富なのは、フルーツ!
日本では高級フルーツが向こうでは安価で、しかも年中夏のバリ島で育つので、甘い甘い。
スイカも日本と違って、とっても甘くてジュースが美味しいです。
椰子の実、パイナップルにバナナはもちろんのこと、マンゴにパパイア、スターフルーツ、
フルーツの王様、マンゴスチンなどなど、言い尽くせないほど。

私はバリ島に行く前にダイエットで2キロ近くダウンさせてから入ります。
なぜなら、お料理が美味しくて、食べてばかりで、帰る頃には・・・
日本から持って行った服が入らなくなってしまうのです・・・・・毎回・・・・
と、言いつつも、お腹すいてきちゃいますね・・・


祈って、恋をして、は次回にて・・・


続く

vol.5

バリ島!一言でいうと、島なんですが、東南アジアの世界のリゾート地。
皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
東南アジアと考えれば、後進国のように思われるかもしれません。
ですが、メチャクチャお洒落なんですよ。

皆さんの行ってみたい海外旅行のランキングに入っていらっしゃいますか?

 

高知県くらいの大きさしかない島に、人口が389万人。
街中は、車以上にバイクがひしめきあって走っています。
こんな状態で、よく事故にならないわね?運転なんてとんでも無い、
と思うくらいの乗り物と人でいっぱい。活気づいています。
レースのような状態。ビックリします。

この島では、関税は日本の2倍。そのため、バイクも車も値段は日本の2倍はします。
日本で300万円の車が、島では600万円以上するということになります。
物価は、日本の約3/10くらい。今までは、1/10でしたが、年々上がってきています。
バリ島の高給取りの方で、月に35000円くらい。
なので、一般の人は、バイクが車のような扱い。家族で乗っています。
バイクに家族が4人?で乗っています。
数年前からは、バイクを購入するためのローンが銀行で通るようになりました。


そして、各家庭に電話回線が無い状態であったにもかかわらず、携帯電話という物が普及し、
バイクの次に携帯電話を持つ事が、ステータスになってきています。
日本の発展の仕方とは全く異なります。
ということは、少しずつ発展してきた日本と違い、一揆に文明開化している、バリ島です。

インターネットが広がり、とんでもなく進化しています。
数年前まで、30年は遅れている島といっても過言ではなかったのに、
この数年で変化し続けて、きっと日本に追いつくのはあっという間になりそうです。

バイク持ってる、携帯持ってるは、バリ人の若い青年にはモテル秘訣になっています。
そんな小さい島にも、現在フェラーリーが10台もあって、
世界の大富豪、また成金のバリ人が乗車していると言われています。

各国籍の方々が移住し事業展開をしているために、各文化が混載はしているものの、
その場所に合ったデザインや個性が溢れています。

この発展途上国に進化する島は、今の日本人にとって、チェックして体感しないといけない場所ですね。
自殺者のいない、平和な島、そして島民の希望高く、元気で活気いっぱい。

 

海が美しい、風が気持ち良い、星が綺麗、ジャングルのような緑、綺麗な森林、美しい花々、
美味しい果物、世界各国のお料理、お洒落なビラ(日本で言う、大きなコンドミニアム)、
ホスピタリティー豊かな国民性、宗教心と、信仰心の深さ、などなど素敵なことがいっぱい。
進化し続ける島、魅力的です。いろいろな角度から、見て感じて、触れ合って、
日本でなくなりつつある物を、いっぱい感じて欲しいです。今のうちに・・・・

今後、このビューティーバイキングでも、いろいろなツアーを組んでいきたいと思います。
現在は、てんこもりの課題があり、事業に向けて、準備中です。

女性がキラキラと輝き、日本をもっと元気に。そして、世界へ羽ばたくのも近々ですね〜★

vol.4

今回は、私のバリ島でのサプライズイベントvol.1を、お話させていただきます。

もう10年以上前になりますが、
今や日本全国での講演に、365日のうち350日以上は呼ばれている、
お金でなく人のご縁ででっかく生きろの著者である、
中村文昭さんとの出会いで人生が大きく変わりました。

このことはまた別の機会にお話するとして、
その時から、中村流サプライズを多く学び、その後ブライダルコーディネートや
イベントプロデュースをするようになりました。

バリ島でも何かサプライズを仕掛けたいと思っていた矢先、
2009年の春、それまでお世話になっていた、不動産会社の社長さん夫婦が
バリ島へ行きたいと言ってくださり、ご案内することになりました。

出発前にはいつもお客様と、ご希望や滞在中のスケジュールなど確認していき、
ツアーそのものを作っています。

社長さんとの面談の中で、今年は僕達夫婦は銀婚式を向かえるんだよね。
かみさんに何かプレゼントできないかな?と相談を受け、即答で、はい!できますよ。
とっておきの事が・・・と言って、私の頭の中にいろいろなアイデアが浮かんでいました。

その後銀婚式の当日まで、奥さんには全くばれないように、社長さんと計画を着々と進めました。
奥さんには、バリ島の現地会社のスタッフが結婚式をするのに、
日本から代表で参加してあげて欲しいとお願いした。
それには、バリ島スタイルのフォーマルの衣装で参加しなければならないので
お願いしますと話をして、すんなり引き受けてくれました。

社長さんとは、バリ島入りしてから、式前日に仕事の視察という理由をつけて
衣装をレンタルに行き、メイクさんやカメラマンさんの手配に。

日本からはご夫妻の友人の方々が、観光という名目で多く参加くださった。
実は銀婚式に参加するためであったが、参加してくださった方々が全員、事の内容を理解してくださり、
誰一人話を漏らすこともなく、最後の最後まで奥さんに完璧に隠しきれたのでありました。

ゲストハウスで、衣装に着替えていただき、その上、完璧なメイク、カメラマンは自然な対応。
ご結婚されるお二人と面識もないのに良いのかしら?どこで結婚式あるの?と、何もしらない奥さん。
そして用意が整い、ドライバーと共に移動。その裏では、披露宴の準備が着々と進んでいました。

日本からの方々も用意しながら、世界的にも有名なサーファーのメッカでもある
パダンパダンビーチを会場に向かいました。

そして、お二人が海岸の階段を降りてきて、チャチャチャーーーーーン!と、
何がなんだかわからないまま、サプライズ銀婚式が始まりました。なのにまだ全くそれを理解できていない奥様。

人前式が始まり、誓いの言葉となり、社長さんから、長い間ありがとうなー。愛してる!
これからもよろしく!の言葉で、ビックリされて、え?これって私の????と叫ばれた。

私はそこで、大成功!と、ガッツポーズ。そして、その事に、自分なりに感激して涙が止まりませんでした。
世界のサーファー達も、たまたまその日、このビーチに来られていた現地の人も、
物売りのおばちゃん達も、現地の会社関係者、スタッフ、
日本からかけつけて参加くださった多くの方々にも、沢山の方々に囲まれた時間。

その全員で拍手喝采。世界がひとつになった最高の銀婚式!!でした。

松倉 佳世 のプロフィール

ご褒美@楽園 TBVプロデューサー松倉佳世のバリ島通信

サロンデピュア 主宰
女性戦略によるコンサルティング/イベントプロデューサー/バリ島コーディネート
趣味:仕事、恋愛